こんにちは!みすとです。
今回は『嫌われる勇気』を読んだ感想を書いていきたいと思います。
私がこの本を読んだきっかけは、職場の人間関係で病みまくり「生きづらい〜!」と感じていたことです。 メンタルがめちゃくちゃ弱いので他人のちょっとした言葉ですごく落ち込んだりして、どうにか強くならないと仕事もできない……と思い、前々から気になっていたこの本を読んでみることにしました。
さて、『嫌われる勇気』を読んだ感想ですが……
書かれていることはなるほどな〜!そうだろうな〜!と納得できました、が、実践していくには本当に「勇気」が必要だな、、と思いました。
特に、私は基本ネガティブで自分を責める癖があるのですが、「そうすることによって対人関係から逃げている、つまり自分にとっての”善”を自分で選択した結果である」というような指摘がありグサッときました 悪いことを先に想定しておくことによって出来るだけ傷つきたくない、という思いは確かにありましたね……
不確定の未来や変えられない過去に囚われず、今この瞬間を精一杯生きることが大切だと書かれていますが、本当にそうだなと思います。なかなか難しいんですけどね🥲
個人的に一番取り掛かりやすく気持ち的にも楽になれそうだなと感じたのは、「課題の分離」の話でした。
「課題の分離」とはそのまま、自分の課題と他者の課題を分けることです。例えば、自分の感情や価値観、行動は自分で変えられる自分のものですが、他者の気持ちや考え方は他者のもの、つまり他者の課題です。このように課題を分離して、他者の課題に踏み込まない、また他者には自分の課題に踏み込ませないようにすることが対人関係改善の第一歩だといいます。
確かに、他の人が自分のことをどう思うかなんてどうやったってわからないしコントロールすることもできませんもんね。他の人がどう思うかばかり考えてたら自分の人生を生きることができません。
自分の課題に焦点を当てて、他人に左右されずやるべきことをやる、そんなふうにできたらもっと堂々と楽しく生きられるだろうな、と思います。「嫌われることは自由に自分の生を生きている証である」との言葉にも納得です。
この他にも「自己受容・他者信頼・他者貢献」、対人関係に向き合う「人生のタスク」、承認欲求や他者との競争、劣等感についてなど、HSP気味の私にも参考になる本でした。
ただ、初めにも書いた通り、この本の示す幸せを掴むためには勇気が必要です。理論的には今すぐ幸せになることが出来るのですが、人間そんなすぐに自分を変えるのは難しいので…… 特に「他者信頼」はなかなか難しいのではないかと感じています。逆に、人をここまで信頼することができたらHSPにはなってないんじゃないかなと考えたり、、
すぐ読み終わる本ではないのですが、気合い入れて読むぞ!というほどの長さでもないと思うので、気になっている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?私的にはおすすめできる本でした。
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